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2019.07.14 / シラガユカ Boulangerie pain porte *真備

パンポルト
7/8(月)にリニューアルOPENした真備のパン屋さん。
その名もパンポルトさん!
TSCテレビせとうちのドキュメント番組でも放送されていましたが、「同じ場所で1年後には再スタートしたいんです。」と被災して間もない中で、まっすぐ前を向いている姿勢にパンへの想い、真備への想い、未来への想いを強く感じ胸が熱くなります。

 

被災後の店内
01.被災後の店内:2018年8月上旬
照明にびっしりと残っている泥が、水がこの高さまで押し寄せてきたことを物語っています。
真備の中でも深刻な浸水被害にあった地域でした。

 

上棟
02.上棟:2019年2月下旬
いよいよ再スタートがカタチとなって見えてきました!
「餅撒き」ならぬ「パン撒き」を行ったパンポルトさんの上棟。
集まった方々も、ここまで並々ならない努力を続けてこられたご夫婦にも、笑顔であふれるステキな時間でした。

 

照明たち
03.照明たち
あえて以前と同じ品番の照明を新調しています。
お店を大切にされていたということが伺えますね。シャンデリアは前の店舗で使用されていたものを掃除・お色直しをして、新たな店舗でもパン達を見守る存在に。

 

お店の入り口
04.お店の入口
仮店舗で営業されていた時は、別の場所でパンを焼いておられた施主様。
ようやく日常を取り戻されました。
お店の灯りがともる日常。パンの香りがただよう日常。
当たり前の日常がどんなに大切で特別なのか、改めて痛感します。
災害を乗り越えたアイアン看板が迎えてくれるお店です。

 
 

〇7月のひとこと。
昨年の豪雨災害から1年。
被災間もない時期から日常を取り戻す努力をし続けてこられたパンポルトさんのお二人。
弊社で住まいの再建に関われたことを個人的にありがたく感じています。
「真備で頑張っている人たちがいる」というのは知っていましたが、より身近に感じることができ、ブログを編集している最中にも目頭が熱くなる・・という初めての感覚に。
パンポルトさんの再スタートが笑顔いっぱいであることを願っています。
パン・・買いに行きますー!!!
 
さて、七夕に降る雨を「酒涙雨(さいるいう)」というそうです。
会えなかった織姫と彦星の悲しみの雨なんだとか。
七夕の夜。晴れても雨でも夜空に想いを馳せる・・ちょっとステキな時間ですね。
ちなみに七夕前日の雨は「洗車雨」と言われるそうで、織姫に会うために彦星が自らの牛車を洗っているんだとか。
年に一度の逢瀬ですもんね!身だしなみは大切です!!
 
日差しが強くなってきたので、すだれやグリーンカーテンを活用して「窓の日除けは外でしましょう♫」効果は大きいですよ!