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2018.06.16 / シラガユカ 木の性質

前回社長のブログでご紹介した「一升瓶に矢」
どうやって矢を通したのか?その答えがコチラ↓

木材は木目(柾目:まさめ)に対して横方向に力を加えると絡みやすい性質があります。
そこで、まず矢の頭部分を胴と同じ太さまでつぶし、穴を貫通させたあと、スチームアイロンをあてて元に戻す、という仕組みです。
木の性質を利用したトリックでした。

 

答えの文章を読んでも、イマイチ想像出来なかったので・・社長に聞きました。
分かりやすい言葉で説明されてようやく納得!その流れで「木の性質」に関する興味深い話が出たのでご紹介します。
 
紹介したトリックからも分かるように、木は伸縮します。
無垢の床にモノを落として出来た凹みもスチームアイロンで元に戻せるそうですよ!!
知らなかったー!!(自然素材=元に戻せる訳がない)と完全に思ってました。
まずは目立たない場所で試してみよう♫
また、昔からの大工さんは当然のように木の元(根っこ側)と末(先の方)を見極めながら建物を作ってたそうです。
何故か?それは元側と末側では強度が異なるからです。
薪割りをしていると実感するのですが、元側からの方が断然割りやすいんです。
 
プレカットされた木材を使用する場合、そのあたりは考慮されているのか?見極めながら家を建ててくれる職人さんがどれほど居るのか。
出来上がった見た目に大差は無いとしても、家の安全性でみると大きな差になってしまいそうです。ちょっとゾクっとします・・。
 
このように木の性質を考慮するかしないかによっても強度が異なる上に、自然素材である無垢材では強度にばらつきがあるので、従来の木造住宅で構造計算をしてもあまり意味がなかったそうです。
しかし、耐震構法SE構法では一定の強度が保たれる集成材を使用することで、構造計算を可能にしています。
ちなみに集成材の強度は、無垢材の約1.6倍だそうです。集成材、あなどれないです・・☆
 
木と長年向き合っている人と話をすると、色んな発見があって面白いです!また何かあれば紹介したいと思います♫