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2018.05.17 / シラガユカ H様邸

増築部分
前回に引き続き、H様邸の増築工事をご紹介します。
前回では完成したら見えなくなってしまう部分を紹介しましたが、今回はいよいよ完成した内部のご紹介です。
お仏壇を置くスペースを設け、床の間もある和室です。
余分な装飾を削ぎ落とし、とてもスタイリッシュな空間に仕上がっています。
大工時代に純和風の注文住宅を手掛けてきた経験を活かしつつ、パッシブ要素を組み込んだ工事となりました。
床の間天井
【01:床の間の天井】
天井のクロス、個人的に大好きです!
杉の葉に見立てて「杉綾」「綾杉」と呼ばれる模様で、「ヘリンボーン」とも呼ばれています。
きちんと和でありながら、モダンな印象になっていますね♫
普段はあんまり見えない部分にまで心を配る・・ステキです!!
床の間
【02:床の間】
思わずため息が漏れる、曲線が美しい床の間ですね。
施主さまご夫婦がセレクトされたアクセントクロスが、より落ち着いた雰囲気に仕上げています。
伝統的な色のはずですが、曲線と組み合わせるとモダンな印象を受けます。
奥に縦長のFIX窓(開閉出来ない窓)を設置し、自然光を取り込んでいます。
縦長の窓は床の間のデザインを活かしつつ、取り込んだ光がキレイにアクセントクロスを照らし出しています。
床の間には間接照明も設置していますが、自然光に照らされる床の間はとてもヘルシーですね!
こんな床の間なら伝統的な使い方はもちろん、野の花や家族の作品を飾っても、様になりそうです♫
奥様の太鼓判をいただいた床の間、伝統的な品位を保ちながら、毎日の暮らしに寄り添った空間に仕上がりました。
増築部分の境目
【03:増築部分の境目】
右側がもとからあったお部屋、左側が増築したお部屋になります。
外壁だった部分なので境界の厚みがしっかりあります。
この部分を集成材の仕上げにすることで、見た目の重さを軽減しています。
一色で仕上げてしまうと、いかにも”境目”でかなり重たく感じる部分ですが、色が均一でない集成材はもってこいの部材ではないでしょうか。
壁と天井が白っぽいので、より木目が映えてステキな印象になっていますね!

 

次回はパッシブデザインの要素をピックアップしてご紹介する予定です。お楽しみに♫

 
 

〇5月のひとこと。
棟梁の言葉、良いですね・・!
私は大工経験はありませんが、仕事に対する考え方など是非参考にしたいです。
「適材適所」や「棟梁の仕事」は、子育てにも通じる部分があるように感じます。
感化されて思わず表紙に木の写真を使ってしまいました。
蒜山にあるハーブガーデン「ハービル」敷地内にある大きな大きな木です。
今でも好きな絵本「おおきなきがほしい」の木を思い出して、思わず激写!笑
写真を撮った日にはじりじりと太陽が照りつけ25℃を超える暑い日でしたが、風が程よく吹いていて快適でした。
風の実力を再認識した一日となりました。