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2018.08.17 / 中藤 貴雄 豪雨災害 ~はじめの一歩~ おうちコラム vol.28

先日の西日本豪雨災害に際しまして、被災されました皆様、またご親族ご友人が被害に遭われました方々に心よりお見舞い申し上げます。

 


この度の未曾有の災害を目の当たりにして、言葉を失いました。
いつも通る道、いつも立ち寄るコンビニや飲食店の風景が一変。
 
流れ込んでいた水が引いた直後の真備町へ入り、その日から5日間、お客様や友人、いつもお世話になっている協力業者の所をまわり、水に濡れた床や壁の解体や被災ゴミの片付けなどのお手伝いをさせていただきました。

そんな中、被災されたある方が、こう仰いました。
『片付けも有難いんだけど、とにかく情報を下さい。これから何をどうしていいのか・・。お願いします。』
 
私は「こんな時こそ人手が必要」と、そのことばかり考えていました。
しかし、そこに住まれている方々が復興に向かって一歩ふみ出すには、人手だけでなく”情報”も必要だったんです。

その日の夜、今の段階で必要な情報を集めるためインターネットで検索していると、ある一つのサイトにたどり着きました。
それが(震災がつなぐ全国ネットワーク)です。
 
このネットワークは、阪神・淡路大震災を機に共生型社会の大切さに気づかされた全国に点在する人々が、お互いの違いを認め合いながら、過去の災害が教えた課題をともに学び、提言し、今後の緊急時には共に動くことを目的とした組織です。

過去の災害などから得た教訓をもとに、万が一これから先に被災してしまった時に役立てるよう、様々な情報をまとめてくれています。
そして、ここで得た情報と倉敷市が発信した情報をまとめ、被災されたお客様や友人、関係各所に届ける事が出来ました。
 

・まず片付ける前にしなければならない事
・各自治体や行政への手続きの事
・除菌・消毒の事など
もしもの災害の時とても重要な事ですが、大半の方が知らないまま過ごされています。

 

実際に聞いたある年配のご夫婦のお話です。
ご夫婦のお隣のお宅には、片付けの手伝いに沢山のボランティアの方が来られていましたが、そのご夫婦のところには一人も来られなかったそうです・・。
 
きっと誰もが『ボランティアは派遣されて来てくれるもの』と思っておられると思います。
しかし実際は、被災者の方から各自治体(今回の場合は倉敷市や高梁市など)へボランティアの要請をしなくては派遣されません。
こういった情報を知っているかいないかで、もしもの時の初動が大きく変わるかもしれません。
この度の教訓を忘れないためにも、改めてもう一度整理しておきましょう。
 
復興までにはまだまだ多くの人材や物資、時間、資金などが必要になると思います。
私たちもそれぞれの立場で、それぞれが出来る支援していくことが大切だと感じています。