トップへ
資料請求

2018.06.14 / おうちのコラム 改めて思うこと 耐震構法SE構法の家をつくる理由 おうちコラム vol.27

わたくし、もう15年余り点鼻薬を手放せない生活を送っております。
そうです、花粉症というヤツです・・・。
この時期は花粉も少なくなり、幾分暮らし易くなりました。
しかし、去年あたりから花粉時期だけじゃなく、どうも慢性的な鼻炎なようで…。
耳鼻科で診療を受けると『点鼻薬は依存性が高く、そのせいで慢性鼻炎になっているので直ぐに使用はやめなさい!』と叱られ・・・。
それからは処方薬を飲みながら我慢!・・と言えたら良いのですが、即効性の高い点鼻薬を手放せないでいる今日この頃です(^^;)

 
さて、先月のGWですが、今年は比較的ゆっくりさせて頂きました(^^)
5月4日に関しては、久しぶりに【全く予定の無い】ことが判明。
 

当日の朝『そうだ、神戸に行こう!』と思い立ち、即行動!
ということで、久々に持病である放浪癖(いい意味で)を発揮してきました(^^)
 
まずは「兵庫県立美術館」へ
ここは日本を代表する建築家・安藤忠雄氏により設計された西日本最大級の規模を誇る美術館です。
建築に携わる者として、デザインやディテールを学びに建物を見学して来ました(^^)

兵庫県立美術館
兵庫県立美術館
次は「人と防災未来センター」。
ここは阪神・淡路大震災の経験と教訓を後世に伝え、防災・減災の大切さを学ぶ防災学習施設です。
あれからもう23年が経ちます。
改めてこの施設に行きたかったのは、この街に住んでいた方たちのあの時の恐怖や悲しみを忘れず、現状を全て当たり前にしないため。
残念ながら建物の安全性は、こういった災害や犠牲になられた方々が居られて成り立っています。
「耐震等級」を謳う昨今の建築基準法は「国が作った基準ではダメだったから新しく作り直す」
それを繰り返してできたもの。
人と防災未来センター
人と防災未来センター
阪神淡路大震災や熊本地震の様な大災害が起こった際に、今の基準で作られた建物が倒壊したら、その時はまた基準が改正されるのです。
 
私たち工務店の責任は、災害時に建物が凶器とならないよう、今現在考えられる最高水準の強さを持つ建物を作ること。
家族が幸せで安全に暮らすために、最低限の基準を定めた建築基準法をギリギリクリアするだけの建物は作らない!
そんなプライドを持って家づくりに関わっていくことだと思います。

展示写真
阪神・淡路大震災の当時を伝える数々の展示写真

 

阪神淡路大震災の教訓から生まれた「耐震構法SE構法」。
その後の大きな地震(新潟中越地震、福岡県西方沖地震、東日本大震災、熊本地震)を経験しましたが、倒壊ゼロ(構造的な被害もなし)の実績が安全性を実証しています。
今回の放浪(?)で改めて、地震大国日本で「耐震構法SE構法」の家をつくっていくことの重要性を強く感じました。
 
その後はJR快速で姫路まで移動し、知らないうちに出来ていた駅舎の展望台から姫路城を望み、写真をパシャリ。
そこから、姫路城のすぐ側にある「イーグレひめじ」の屋上庭園へ行くも既に閉店・・・。
 
結局、駅前まで戻り近くの居酒屋で一人飲みを堪能し、半日強を存分に楽しんで帰路に着きました。
 
もう一つ改めて思うこと・・・
私にはやはり放浪癖があるようです(悪い意味で)。(^^;)


姫路駅舎の展望台

展望台から姫路城。白鷺城とも呼ばれる抜群の美しさ