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2017.09.12 / 中藤 貴雄 パッシブデザイン -自然の風を活用する- おうちコラム vol.23

9月になって朝晩めっきり過ごしやすくなりましたね~♫
先日、中学校サッカー部を引退した長男たちと父兄方、合わせて総勢30人で「お疲れさんBBQ大会」を行いました!
夕方からでしたが、風もあり涼しい中で子供も大人も思いっきり楽しみました(^^)
この日のお話は、改めてKAZUKOさんに任せるとして・・・(^-^)

 

ところで、この「風」うまく活用できれば、夏の住まいは涼しくとても快適になります。
皆さんは「夏に吹く風」ってどの方向から吹いてるかご存知ですか?
「夏は南からに決まってるだろう!」とおっしゃる方も多いかと思います(^^)

 

実はそうではないんです!!

 

倉敷市の場合、8月起居時(7時~22時)では南西から吹くことが多く、就寝時(23時~6時)では北東から吹きことが多いんです!
これは卓越風といって『一定の期間の風を平均してみたとき、ある方向からの風の出現頻度が高い場合の、この方向の風』
(要するに・・・この地域では、この時期にこっちからよく風が吹くんですよ!ってことです(♪^^)♪)
の事なんですが、地域や山、川の位置や形状によってそれぞれ違うんです。

 

因みに岡山市の場合は、起居時南西東南東寄りの風、就寝時東北東から風が吹くようです(^^)v
もちろん周りの建物の影響も受けるので、この通りでは無いですが、卓越風向が分かれば風の通り道も予測しやすくなるワケです(^^)v

 
 

倉敷_月別風配図
卓越風を知るための元になるデータを風配図と言い、IBEC(建築省エネ機構)のホームページで公開されています。

 
興味のある方は是非、確認してみて下さい。近隣の地域と比較しても面白いですよ!

 

パッシブデザインの家を設計する際にはこのデータを元にしつつ、(周りの建物の影響を受けるので)現場での確認もガッチリします!
風の流れを理論的にデザインするために、活きたデータは必須ですよね!

 

参考までに、データでは9月も8月と同じ卓越風向です。
室温より外気温が低く感じる時間帯に卓越風向を意識して窓を開けると涼しい風が得られます。
今回のパッシブ標語「風は外が涼しい時に通そう」皆さんもお試しあれ(^^)♪

 
 

パッシブデザインハウス勉強中のSHIRAGAです。
パッシブでは家を建てる”その場所”に吹く風を設計に取り入れてるんですよ!
窓を開けても、風が入ってくるかどうかは自然まかせ~と思っていたので、【風をとりこむ】【風の動線をデザインする】って発想にキュンとしました!
自然の風って何でだか心地いいんですよね♪
しかも風が通るってことは、夏の室内にこもった熱気も外に出してくれちゃいます!
窓を開ける時間帯に注意が必要ですが、自分の行動次第で快適な暮らしにつながる感じ、私は好きです♪