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お問い合せ

2021.09.28 / 中藤 貴雄 2年越しのお披露目♪

先日のこと。

弊社が設計施工させていただいた“お堂”を

KMEWさんの施設・店舗向けカタログ

『FACILITY』に掲載頂きました!

約2年ぶりのお披露目となります

 

さて、2019年2月に竣工しましたこちらのお堂。

実はかなり由緒あるお寺の境内に建築されています。

その名も『金剛山 常住寺 円務院』。

「??」

そう思われる方も居られると思います

 

場所は岡山市中区門田文化町2-7-19

岡山国際ホテルの北西に位置します。

〔お堂の施工事例はこちら〕

 

宝永4年(1707)、岡山藩主池田家の祈祷所として池田綱政により石山に創建されました。

明治5年(1872)、廃藩置県を機に上石井にあった「興国山 長延寺」 に合併。

「長延寺」の寺号を廃して『常住寺』と称しました。

 

次いで和気郡藤野村 「南光院」 に合併移転。

その後、大正8年(1919)2月22日に現在の地に移築されたそうです。

 

檀家を持たず時代の変革に翻弄された常住寺。

常住寺復興プロジェクト委員会の皆さんの手で

新たな命を吹き込まれた祈祷寺は

眼下に岡山城を望む門田文化町の高台から

今は岡山の街並みを見守っています

 

〔過去記事「祈祷所の未来」はこちら〕