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2023.11.08 / おうちのコラム 素材の選定基準とは?

皆さんが思い描く理想の住まいとはどんなものですか?

正に三者三様、十人十色。

弊社でお渡ししている『家づくりのための大切な50の質問』というヒアリングシートには、皆さん家づくりへの想いがどんどん溢れてきます

間取りやデザインはもちろん、建築に使用する素材も気になるところ。

 

例えば外壁に使用される素材を一つとっても様々で、一般的によく使われる「サイディング」や「ガルバリウム鋼板」、杉板を焼いて作った「焼き板」や消石灰を主原料とした「漆喰」、マグマから生まれた「白州(シラス)」と呼ばれる自然素材などなど。

また、内装に使用される素材には漆喰や珪藻土といった自然素材から一般的に良く使用されている壁紙・タイル、その他にも合板やシートを使用した新建材と呼ばれる物もあったり。

素材選び一つとっても考えれば考えるほど悩んでしまうことでしょう

 

そこで今回は素材選びのポイントとして、漆喰や珪藻土の採用について簡単にお伝えしたいと思います。

 

自然素材の中でも特に人気の高い珪藻土や漆喰といった塗り材。

採用のメリットとしては、どちらも調湿効果が高く空気質の良化に繋がると言われています。

また珪藻土には臭いを吸着・分解する効果があったり、漆喰にはある程度の防水効果もあります。

光の反射具合や見え方も優しく、落ち着いた質感も人気の要素です。

 

 

 

無垢の木を使ったフローリング等もそうですが、自然素材の大きな特徴の一つが「収縮する」ということ。

簡単に言うと板と板の間に隙間が生じたり、木材と塗壁材の境目に隙間が生じる事があります。

自然素材を採用すると言うことは、まずこの事を理解しておくことが大切です。

 

その上でお客様からご要望があった場合に弊社が自然素材を採用する時の基準はセルフメンテナンスが可能かどうか。

実は漆喰や珪藻土は商品種が豊富で、採用する素材によってはメンテナンスが簡単だったりそうでなかったりします

長期的に生活していく中で、メンテナンスのためとはいえ途中で都度業者が出入りするのは住まい手にとっては煩わしいもの

 

もちろん全てとはいかないものの、普段のちょっとしたメンテナンスを自分で比較的簡単に行うことが出来るだけでストレスはかなり軽減出来ます

 

ただどんな素材を選んだとしても長年暮らしてく上でメンテナンスは欠かせません。

単に見た目や偏ったSNSの情報に惑わされると、後々後悔することになるかも…。

 

それぞれの特性を理解して、自分たちの生活スタイルや価値観に合った素材選びが重要です