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2021.03.16 ネクサス通信 vol.81

今月のラインナップ

 
 

takao_nakatou
代表取締役
NAKATOU TAKAO
省エネのその先へ
おうちコラム vol.43

 

本日は久々にベースキャンプ的なスポットからこの記事をお届けしています。
ネクサス通信愛読者なら既にお察しかと思いますが‥つまり、記事原稿を書くスイッチを入れるため、いつものBARにいるという事です(^ ^;)
 
ほんのり灯る蝋燭のあかりの中でジャズを聴きながら記事を書く。
 
こう書くと、お洒落で贅沢な時間を過ごしているようですが、とどのつまりは諸々の情報をシャットアウトして、静かな場所でないと集中できないだけの事なのです‥(・ ・;)
今回も敢えて書きますが、我ながら面倒な性格です_| ̄|○
バー

 

そんな事はさておき、皆さんは「住宅の省エネ基準適合義務化の先送り」というワードを覚えていますでしょうか?
ネクサス通信vol.64に、『2020年の春からは“平成28年度省エネ基準に適合した住宅”しか建てられない』という法律が施行される予定だったのに、直前になって先送り(事実上撤廃)されたという記事でご紹介しました。
 
改めて整理しますと、2020年4月からは最低限の基準として、“省エネ等級4 (平成28年度基準)”を満たさない建物は建築確認が下りない、つまり建てる事が出来ない。
これを業界では「2020年問題」と言います。
 
しかし、直前の2019年10月に本法律の一部が改正されることになり、「適合義務」ではなく「説明義務」に止まることに。
理由は「今、施行すると建築業界に混乱が生じる」や、「審査する側も体制が整っていない」などというもの。
そもそもこの「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネ法)」は、パリ協定で議決された目標を達成するために2019年5月に国会で成立したものですが、僅か5か月足らずで方向転換。
事実上、日本は地球温暖化対策について交わした世界との“約束”を放棄したようなものです。
 
ではその「説明義務」とは何なのか、内容を簡単に解説します。
「改正建築物省エネ法」では、2021年4月1日以降に設計契約を交わす物件(住宅規模)については、建築士はその物件が“省エネ等級4”に適合しているかどうかの説明をしなければならない、という義務が課せられます。
 
例えば、
「今回設計したあなたの家は省エネ等級4を満たしています。」
「今回設計したあなたの家は、省エネ基準を満たしていません。基準を満たすためには別途費用負担が◯◯円ほど掛かりますがどうされますか?」
 
あるいは、
「計算なんかするとお金が掛かるばかりだし、そんなことしなくても問題ないですよ。説明いります?」と聞かれ
「いや、要らないですよ!」
と答えてしまうと、我が家の実状すら説明されない、知る事ができない事になるのです‥(-。-;
つまり、最低基準である“省エネ等級4”を満たさなくても、そのことを説明すらしなくてもいいのです。
こうやって、建築コストのアップや知識の有無といった建築会社側の都合で、エネルギーを垂れ流す住宅が今まで通り建築されていくという訳です。
 
弊社が家づくりのお手伝いをさせていただくときに必ずお伝えする事があります。
それは、「我が家の快適レベルは、同じように新築した友人知人の家に遊びに行ったときに明確になる」という事。
アパートや古い借家からの転居の場合は当然ながら快適に感じるでしょう。
しかし温熱環境についてきちんと考えて建てられた建物を体感すると、同じ新築でもビックリするくらい性能の違いが解ります。
 
「最近の住宅は何も言わなくても当然快適に造られている」と思っている方も少なくありません。
基準を満たしていないという事がどういう事なのか、“暑さ寒さで後悔しない家づくり”のためにも建築主(施主様)がきちんと理解している事が重要なのです。
 
私たち一人ひとりに出来る省エネのその先には、大きな大きな地球の未来が託されているのです(^ ^)

 
 

ここへ来て一筋の光も!
 

先般の所信表明演説で菅内閣総理大臣が発した、「2050年までにカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量ゼロ)を目指す」という宣言を受けて、トヨタ自動車は2050年までに対2010年度比でガソリン車を90%削減する計画を発表したり、河野太郎規制改革担当大臣の下に設置された「再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース」においては、環境工学や建築に携わる有識者の意見を踏まえ、「国交相(役人)が出来ないというのであれば、出来る者にやらせるまでの事、皆さんのお話を聴いてやるべき事が明確になりました。」と、地球温暖化に対する住宅の温熱環境など、建築部門が担う地球規模の取組みの重要性に大きな理解を示し、その数日後には赤羽国交大臣がそれに足並みをそろえる認識を表明。
 
とはいえ、改めて法整備や各部門の調整などを考慮すると、新たな建築物省エネ法が施工されるのは早くても3年から5年後‥。
その時には省エネ等級の最低基準値の引き上げも想定され、今まで消極的だった前政権と比較すると驚くほどのスピードで動き出そうとしています!

 
 

 
 

mai_umeda
営業企画
UMEDA MAI
久しぶりの読書

 

皆様こんにちは(´-`*)
今回は最近読んだ本をご紹介したいなと思います(^^)/
『「ひとりぼっち」こそが最強の生存戦略である』という2017年に発行された本です(^^♪
 
タイトルから考えると、ひとりぼっちになるの‥?
って感じがしますが、ある意味そうですが、そうでない。という感じです。(笑)
これから読まれる方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれないので内容については深く書きませんが、個人的にはこの時代に読むにはちょうどいいのではないかなと感じます。
 
2017年に発行されたものですが、今ジャストで使えそう。って感じの内容です(^^ゞ
そしてこれからの時代、誰しもが知っていて損はないのかなと思う内容でもありました。
人生には選択肢が多い方がいいですからね(^^♪
 
この本を読むきっかけとなったのは、コラムを読み漁っていた時期がありまして。(笑)
その時にこの本の一部が抜粋されたコラムに出会ったことがきっかけです。
文章が読みやすくて、この人の本なら楽しく読めるかなと思って買ってみました(^^)/
 
難しい言葉はそんなにないので、学生さんにもおすすめです(´▽`)
でも、私が学生時代にこの本を読んだとしたらなかなかピンとこないかもしれない‥(笑)
社会に出て1年経った頃に、「あぁなんとなく言いたいこと分かったよ。」って思いそう。(笑)
 
なので、読む時期によっても受け取り方が大きく変わりそうな気がします(´-`*)
書いてある言葉の意味を知っているのと理解しているのでは話が変わってくる。
そんな感じです。
(´―`)<どんな感じだよ。(心の声)
 
ざっくりなおすすめトークでしたが、ご興味ありましたらぜひ♪
それでは、引き続きお身体に気を付けてお過ごしくださいね(´-`*)
ひとりぼっちこそが最強の生存戦略である
TVでもお馴染みの精神科医・名越康文氏の著書。
個人的には「最強」「戦略」あたりに強く惹かれます。byシラガ

 
 

 
 

新しいスタッフを紹介します

 

濱本絵理
はじめまして!この度ネクサスアーキテクトへ仲間入りした濱本絵理(はまもと えり)です。
建築のお仕事に携わって8年ほどになります。
プランニングからお引渡しまで、様々な人が関わってつくり上げていく、とてもやりがいのあるお仕事だと思っています。
ネクサスアーキテクトでは性能からデザインに至るまでとても高品質なものをお届けしているので、まずはネクサスアーキテクトの建物をきちんと設計し施工管理していけるようになること、そして私もアンテナを張り巡らせて沢山のご提案がしていけるようになることが目標です。
寝ても覚めても(?)建築のことを考えている私が今特に気になっているのは、住まいを快適にするパッシブデザインのこと、空間をもっと素敵にする照明計画と、外観をもっと素敵にする外構デザインのことです。
建築は奥が深くてまだまだ勉強の途中ですが、皆様の住まいづくりのお役に立てるようになっていきたいです。
これからよろしくお願いします!

 
 

 
 

WORKS
S様邸 岡山県倉敷市
 
 

構造体感会1
構造・断熱を体感する
 
ネクサス通信でもお知らせしていた【2/21(日) 構造・断熱体感会】の様子をご紹介します。
晴天の中、開催された体感会。
工事工程の関係で 側面をぐるりとブルーシートで覆っていた為、青く控えめな明るさの中での開催でしたが‥天窓から差す光はまさに「トップライト」!
照明が灯っていると錯覚するほど、2階フロアに日射が拡がっていました。
表紙に採用するほどの感動です!笑
工事の関係で今は吹き抜け部を塞いでいますが、これが完成状態になったら‥と想像するだけでワクワクします♫
大きな窓×明るいリビング=とても魅力的!ですよね。
5月後半に予定している完成体感会に期待が膨らみます♫
 
構造体感会2
体感会にご参加くださった方に感想を伺ったところ、日射の臨場感や空気感(温度・湿度・匂い)は現地ならではですね!と。
地震に強い構造の理由(在来構法との違い)や快適空間を創り出すための工夫まで細かく説明を聞けたのが新鮮だったご様子でした。
様々な「家づくり」があって、何を重要視するかは千差万別だと思います。
だからこそ、色んな家を体感して「自分たちにあった家づくり」を見つけていただけたら嬉しく思います。
後日ブルーシートが撤去され、連日現場を目にしている棟梁が一言。「これは絶対(色んな人に)見てもらった方が良えよ!」と。
まだ肌寒いこの時期に、室内に降り注ぐ日射のインパクトが大きかったようです!(逆に夏場は日射が入りすぎないよう設計しているパッシブデザイン。面白いですよね!)
そんな経緯もありまして、日射の動画を作ることが決定しましたっ!!お楽しみに♫